香港研修
目的
①香港人が、桃をどのように思っているのか知りたかった。
②山梨県 笛吹市 春日居 の桃を香港人へ知ってもらいたかった。
③知事 市長さんが海外へ果物のトップセールスへ行くニースを見るが、どのような感じなんか体験して見たかった。
④こうはん農園ホームページ内の「香港へ桃を送ろう」を沢山の人に知ってもらいたかった。

朝やっちまった!飛行機に乗り遅れた! 渋滞で15分遅れゲートが閉っており乗れませんとの回答。
今回、初めてLCC(格安航空チケット)の為、再度片道キップを購入し、更に第3ターミナルで11時間待ち、一人寂しい旅行の始まりになりました。
真夜中に香港に着き寒い50年ぶりのマイナスになった日、小学校も休校、ホテルのヒーター設備など無い南の国で寒さと、疲れ、空腹の長い一日、この香港旅行では、ずっと雨でした。

香港は狭い地域で移動は公共のバス、タクシー、2階建バス、2階建路線電車、地下鉄、船が有り、どれも物価の高い香港では安く、さすが世界一観光客が多い香港、消費税も無く観光客に優しい。
小売店へ行って見た、イオン、アピタ、ソウゴウ、シティースーパー日本語の名前だがオーナーは全て、香港人又は中国人です。
冬のシーズンは、日本のリンゴが沢山ならんで人気が有り、買物かごに入れて行くお客様を数多く見ました。

また、福岡のイチゴも有名で、福岡県で輸出に力を入れてる(補助金)と近い利点を活かし売込みをしている。
桃は、輸入量№1オーストラリア、№2チリ、№3アメリカで約8割を占め、その他に台湾、韓国、日本、スペイン、南アフリカと、日本の桃の知名度は、まだまだでした。
企業訪問2社、マキシム・帝有限公司にて日本の桃の話をしました、値段の高さに驚きましたが日本の果物の素晴らしさは、香港人はみんな知っています。

桃は古くから幸せを呼ぶ(長寿を呼ぶ)果物として贈り物として沢山扱われていると聞きました、もちろん香港人は桃が大好きな果物です。冬のシーズン、オーストラリアの桃が並んで有ったがオーストラリア研修で見たレベルの桃が並んで売られていました、香港人へ日本の桃の素晴らしさを本当に知って欲しいと思いました。

日本産農水産品・食品輸出商談会に出展し、沢山の卸・小売・ホテル・飲食店・報道関係の方が雨の中、こうはん農園のブースに来て頂き感謝しました。
笛吹市の農業振興課から頂いた、山梨県パンフレット(広東語)80部・笛吹市パンフレット(英語)100部・石和温泉マップ(英語)100部・商品シート(広東語)100部、通訳さんと2人で全て配り山梨県と笛吹市をPRしました。
感じた事は、香港人は日本の物が大好きで良い物・一番の物その理由の付いた物を特に見たがる欲しがる。
沢山の企業が日本の桃の事に興味を示して頂き、ホームページ見ましたとメール等も頂きました。
香港へ来て、お客様の顔が見れて、やっとスタートラインに立てたと感じがしました。
これから、どのように進めて行くかが問題で有りますが一歩進みました。
考察
香港人は日本の物が大好きで、日本の物があふれている、どこへ行っても日本製品が有り値段が高く、生活して行くには大変な国だと感じた。
バイヤーやエンドユーザーへアピール出来る物、なぜ旨いかその理由又はオンリーワンで有る事が、納得が出来る情報が有れば売れると感じた。
香港人はお金持ちが多い、特に不動産関係は高い、これと言った産業の無い国で有りながら、アジアの真ん中で人とお金が集まって来る国だ。
自動車など見ると高級車が沢山走っている、この狭い香港でなぜこんなに多くのスポーツカーが走っているのか不思議だが、香港人は見栄っ張りでパーティーなど 頻繁に有り自慢話するのが大好きと聞き納得しました。
まとめ
香港は特別な国と感じた。
厳しい規制が無く、多くの物を輸入に頼っている、また日本の物は良い物・カッコイイ物と信じて頂いている、良い物を紹介して行けば売れると感じた。
ホームページも広東語・英語の表示を追加する必要を感じました。 また、日本語が話せる人・日本へ行った事が有る人・日本へ興味が有る人が、沢山いる事も知りました。
終わりに
香港JETROさんに感謝します。
香港から来て面談し、香港へ来て下さいと連絡をもらい、なにも分からないまま初めて、一人で香港へ行き、チャンスを沢山頂きました。
日本一の産地で、香港へ出荷した事が有り、オーストラリアの桃の事を知っている事で呼ばれた事がわかりました。 このチャンスを広げて行けるように頑張って行きたいと思います。
私が、香港へ行き見て・聞いて・感じた事を書きました、一部内容等に間違いが有ればお許しください。
この旅行へ行けたのは、「桃の袋かけグローブこうはんくん」の売上が有ったからです、購入して頂いた皆様にお礼をもうしあげます。